用語集

ブランディング用語集⑤プロモーション、プレゼンテーション、モチベーション、人事とリスク

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企業経営において、ブランディングのためには「プロモーション」や「プレゼンテーション」といった、自社の商品やサービスについて新規客に知ってもらうための活動を行っていかなければいけません。

一方で、企業を成長させるには社員の成長も必要不可欠ですが、ブランディングに成功すると社員のモチベーションを高めることができるという効果も生まれます。

そこで、企業経営で重要となる「プロモーション」「プレゼンテーション」「モチベーション」といった用語についてご説明します。

プレゼンテーション

プロモーション

「プロモーション」とは、マーケティング活動の一つで、商品やサービスに関する宣伝活動を指します。

BtoB(Business to Business/企業が企業を対象に行うビジネス形態)でもBtoC(Business to Consumer/企業が一般消費者を対象に行うビジネス形態)でも、相手に自社の商品やサービスの良さを伝えることは、販売戦略では重要なものです。

新規のお客様に、自社の商品・サービスについて知ってもらうための宣伝方法としては、以下のものが挙げられます。

  • ホームページ
  • パンフレット
  • 広告
  • カタログ
  • 店舗の看板
  • テレビCM

など。

プロモーション

消費者はまず興味を持ったものを手に取り、その商品が良いものかどうかを判別し、購入するかどうかを決めます。
そこで、商品やサービスを購入してもらうには、まず消費者の目に止まるような宣伝活動、プロモーションを行う必要があります。

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プレゼンテーション

「プレゼンテーション」とは、もともと広告業界から生まれた言葉だという説もありますが、いまやビジネスの場において、プレゼンテーションは欠かせないものとなっています。

例えば、「展示会」も1つの企業が行うプレゼンテーションでしょう。「展示会」は、自社の商品やサービスの販路・・・特にBtoBの販路を開拓するために役立ちます。

展示会

しかし、展示会に出展したり、あるいは自社で展示会を開催したりしても効果がない、という声も聞きますが、一方で展示会を有効活用し、順調にビジネスを進めている企業があります。

そもそも展示会では、その場で即契約となる可能性は低いものです。
展示会で良い商品やサービスに触れ、出展している業者に話を聞いたあと、自社で協議するはずです。

そのため、展示会で接点を持った相手企業から反応があるのは、展示会からしばらく経ってのことでしょう。
つまり、展示会は短期的な目的ではなく、中長期的な視点を持ち、成約に至るまでの戦略を練る必要があります。

展示会を経て、こうした成約に至るまでの過程は、中小企業にとって良い成功事例となります。
それだけ営業ノウハウが蓄積され、企業経営を支える柱となってくれるはずです。

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モチベーション

モチベーション

モチベーションとは、一般的に「動機付け」と訳されます。
企業経営を成功させるためには、社員・従業員のモチベーションを維持し、さらにモチベーションを高めていくことがカギとなります。

ではどうやって社員・従業員のモチベーションを高めるかというと、「ビジョンの明確化」は重要な1つです。

経営者のビジョンが、どこまで社員・従業員に共有されているのか。
どれだけ経営者が熱心に想いを伝えても、そのビジョンに具体性がなければ、社員・従業員は会社の方向性を明確にイメージできません。

ですので、会社としてのビジョンを明文化しましょう。
ビジョンを明文化すると、社員や従業員にとって、仕事で達成するべき目標・ゴールが見えてきます。
すると、必然的に社員・従業員のモチベーションは高まってくるはずです。

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人事とリスク

企業を成長させるためには、人事面も大きなポイントとなります。

そこで企業のブランディングが成功すると、実は社員が成長するという成果も得られます。
成功プロセスを体験し、そこで学んだ社員は向上心が高まります。
ここで頑張った社員は正当に評価され、昇進すると、どんどんモチベーションが高まっていくはずです。

モチベーション

反対に、向上心の高い社員が出てくると、やる気のない問題社員も目立ってきます。
会社の足を引っ張るような問題社員の存在は、特に社員数の少ない中小企業にとっては、大きなリスクとなります。

そこで経営者が率先し、社内風土を変え、社員のモチベーションを高めていくと、問題のあった社員にも実績をつけることで、向上心が高まることがあります。
これでも向上心が高まらない問題社員は、社内の雰囲気に合わず、自然と会社を去ることになるでしょう。

社員の向上心、モチベーションは組織力の強さにつながります。
自社の商品・サービスを強くして、カテゴリーキラーを生み出すブランディング戦略においては、このような人事面も大切なポイントなのです。

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